【キク/キク科】
名古屋城菊花大会の花写真、続き。
前回は、千輪仕立(せんりんじたて)。
今回は、古典菊(こてんぎく)の伊勢菊(いせぎく)。
伊勢菊の特徴は、はなびらが長く下垂すること。
仕立ては近年、中輪の天地人仕立てがはやりらしく、ここでもそうだった。
種類は案内図によると、赤色が「滝紅葉(たきもみじ)」。
ピンク色は見当つかずながら、長く下垂した花びらから、伊勢菊。
伊勢菊の中でも、花びらが縮れたタイプには、美より「怖」を言う人がいる。
写真を撮る間、子供が遠巻きに「こわいー!」と叫び、大人が「こわくないよ、きれいでしょ、見てごらん」と言っていた。
うん、こわいという感覚はわかる。
大人でも「気持ち悪いわね」「ちょっとこわいね」という声は聞いた。
花はいきものなので、見ようによっては当然かもしれない。
今回は、その縮れた華美なタイプを載せます。
【関連リンク】
岐阜大学応用生物科学部園芸学福井教授のHPー新宿御苑 菊花壇展-
https://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/03-1-105.html
日本の華「キク」 — 公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会 —
https://www.jataff.jp/kiku/kiku03-2.htm
明日は何の花を載せましょ。撮影場所:名古屋城