おしべ・めしべ・花粉(カフン)の名付け人
今回は花写真でなく、花に深く関わる方について。
6月2日(土)。花写真のストックはあるが載せる気にならず、新たに撮ろうと東山動植物園を訪ねた。
東山動植物園は一年以上ぶり。名城公園が近くになってから足が遠のいていた。
植物園門から入ってすぐのところに、植物会館がある。ここもごぶさたなので、立ち寄り。
「ホタルブクロ。園芸種かな」と書かれた紙に目がとまり、フラダンサーを背景に撮る。あれこれ見るうち、グリーンガイドさんに話しかけられた。
話の中で「お勉強好きでしょ?」と「伊藤圭介について」という紙をいただく。
『みなさんが知っている「おしべ」、「めしべ」、「花粉(かふん)」という言葉は、圭介が名付けたもの』に注目。
同館には、伊藤圭介記念室がある。いただいた紙を見て、以前に観覧したことを思い出したが、忘れていたので再訪。
日本で第一号の理学博士。名古屋大学医学部の前身を作られた名士。
シーボルトとは子弟関係にあり、勾玉いいよね!と意気投合された逸話も興味深い。
この日に撮った花写真、2日からとして載せてまいります。
撮影場所:名古屋市東山植物園、伊藤圭介記念室(東山動植物園)