【トケイソウ/トケイソウ科】
前回は名城公園の薔薇を載せました。
今回は時計草。
名城公園から南東へ坂の途中、県立明和高等学校あたりで撮りました。
芸術的な構造、5階層かな?
上から順に、部位の名前をあげると…。
柱頭はめしべ、濃紫色の3つに広がる部分。
下におしべ、5つに広がる、黄色が目に留まる部分。
下、まわりに広がる細いツートンカラーは、副花冠。
下、福花冠と同じ色の花びらが5枚。
下、薄緑色の5枚が萼片。
見るほどに不思議な形、おもしろいです😃
産地はブラジル、原名の意味は「受難の花」。
めしべを主イエス、福花冠を後光に見立てたそう。
似た花のパッションフルーツは、福花冠がうねり、実が大きい。
時計草は初めて見たのが、鎌倉を散策した時でしたか。
当時は今ほど一般的でなく、後年に私の実家が転居した先で見た時は、時計草だ!と喜びました。
「目玉みたいで気持ち悪い」と、母に引っこ抜かれてしまいましたが、他界した今は思い出のひとつです。
蕾の丸いふくらみ、きれいな薄緑色の見目も素敵なので、撮りました。
暑さいまだの折、清涼感を感じます😊
撮影場所:東区 明和高校の西側道路沿い