【ハナショウブ/アヤメ科】
前回は徳川園の金糸梅(きんしばい)を載せました。
今回は、龍仙湖(りゅうせんこ)の東側で咲く花菖蒲。
時季を過ぎてしまい、残り咲きをほんの少し撮れました。
もうじき見頃と造園担当さんに教わりながら、雨と暑さに負けました。
造園担当さんからは、花菖蒲について興味深いお話をうかがえました。
2~3年ごとに植え替え、同じ場所での栽培はよろしくない、菖翁(しょうおう)、熱心にお願いして入手した花菖蒲が今年から等々。
菖翁は、江戸時代後期の松平左金吾定明(まつだいらさきんごさだとも)氏。
菖翁花について、詳しくは「花散歩道」さんをご覧ください。
菖翁花(しょうおうか)|花散歩道→https://www.flower-walk.jp/7200/720001.html
造園担当さんから聞いたお話には「門外不出」の語句があり、もしかして肥後、やはりということがありました。
門外不出の花といえば肥後、花菖蒲は肥後六花の一つです。
「肥後」が頭に付き、山茶花(ひごさざんか)、椿、芍薬(しゃくやく)、花菖蒲(ひごはなしょうぶ)、朝顔、菊の六花。
肥後六花について、詳しくは「熊本の花所」さんをご覧ください。
肥後六花|熊本の花所→https://flower-k.at.webry.info/200709/article_18.html
肥後菊は昨秋、名古屋城の菊展での様子を載せました。
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残り咲きでも見事な花菖蒲に、「遅かったね、でもよく来たね」と迎えられた気持ち。
緑に映える穏やかな美景😊
撮影場所:徳川園